税金のスペシャリスト

国税専門員は税金の専門家ですから税制に詳しい事はもちろんですし、悪質な滞納者には断固とした姿勢で臨む正義感や厳しさも要求されます。2年ごとに改正される税制にも適応していかなければなりませんから、たえず簿記や税法に関する研修を重ねている事に加えて、転勤が少ない他の公務員とは違い、3年ないし5年程度で全国各地へ移動を命じられるため激務になりますが、何度でもキャリアアップできますし多種多様な出会いの中で成長できる部門でもあります。

最もやりがいがある職務として人気があるというのも、頷けます。税務署職員は地域住民の声を最も拾いやすい場所ですから、わたしたち国民が最も身近に感じられる部署です。滞納を続けると最悪のケースでは財産差し押さえされてしまう事もありますから、少々怖いイメージですが、基本的人権を侵すような強制的なものではなく、あくまでも捜査が主要業務です。法人部門での業務にいたっては帳簿確認程度で、強引な取り調べをされる事はほとんどない代わりに、多種多様な企業人との出会いがある分だけ学ぶ事がここにもあるという意味では、他の公務員にはない魅力が豊富な分野です。

財務専門官はまだ解説されて間もない部門ですが、法人税関連と証券取引関連とはやはり扱う内容が違いますし、限られた人員の中であまりに広範囲を扱うのは大変という事もあって追加されたであろう事は容易に想像できまず。個人と法人との扱いも違うのですが、多くの地方税務署では兼務されています。